月別アーカイブ: 2013年1月

Google Scholarと図書館アクセス

今まで知らなかったのでメモ。

僕はだいたい文献検索するときって、大学の図書館にログインして、そこで図書館なりEBSCOHOSTなりのデータベースで検索するということをやっていました。それ以外にもGoogle Scholarでも文献は探せますよね。検索も早いし、たまにタダでネットに落ちていたり、Google Booksでたまたま読みたいところが読めたりとかそういう「ラッキー感」みたいなものがありました。しかし、海外のジャーナルのリンクなんかは、そこからはPDFは有料でしかアクセスできないので、結局大学のアカウントでログインしてデータベースで探さないとっていうことをやっていました。ですが、Google Scholarには「図書館アクセス」という機能があることを知りました(下記画像参照)

http://scholar.google.com/scholar_settings?hl=ja&as_sdt=0,30

Google Scholar 設定 via kwout

これで、僕の大学の名前を検索すると、図書館とそれからProQuestにもつなぐことができました。これでつなぐとどういうことが起きるかというと、検索結果の右側に、もともとネット上にあるPDFへのリンクの他に、大学の図書館にあるフルテキストへのリンクが表示されるようになります(下記画像参照)

Fotos- Integrating Grammar Instruction and Communicative... - Google Scholar

別タブで一度大学のアカウントにログインしていれば、このリンクをクリックすればその文献のページに飛ぶことができるわけですね。

Shapiro Library Article Linker

 

あとはPDFをダウンロードするなりRefWorks等の文献管理ソフトにエクスポートするなりすればいいわけですね。文献の引用元なんかをたどるには、Google Scholarのほうが便利かなあという気がしてるので、これからはこっちをメインに使っていこうかなと思います。ていうかいまさら気づいたの結構遅かったなとか思ってるんですが…

そんなわけで雪が降ってますが頑張ります。

では。

アメリカ New Hampshireより。

おしまい。

「英語は世界中で話されているから勉強しよう」

どうもどうも。昨日の夜中におそばの記事を書いたばかりなので連投ぽいですが、今日もちょっと書き留めておきたいなと思ったことがあったので。

毎週火曜日は、実習先の授業を見学して、reportとreflectionを書くという課題があります。それを木曜日の授業に持って行ってまあいろいろ先生と話すっていう流れです。今週は、火曜日にStudent Appreciation Dayというのがあるから授業はないんだけどということを言われていて、まあじゃあなんかとりあえず火曜日にも行きますよっていうことで行ってきたんです。それで今日はどんなことがやったのかっていうと、3人の先生に教わっている学生(英語ならstudentでいいのだろうけれど、ほとんどの皆さんは僕より年上なので「生徒」ではないし、かといって「学生」もほんとはなんだかしっくりこないのですが、「学習者」もこの場合は変だと思うので一応「学生」とします)全員が集まって、「よく頑張りましたね。」というcertificateが授与される会でした。100時間以上授業に参加した人は、シルバーの、200時間以上の人はゴールドの☆のシールが貼ってあったりとか、成績優秀者(どうやって成績つけてるのかとかは不明というかそもそも成績なんてつけてないと思うのでアバウトな主観だとは思いますけど)には粗品がもらえたりとかして、各クラスで先生に選ばれた代表者がスピーチするというイベントでした。

僕が毎週入ってるクラスは一番したのクラスなので、スピーチも先生が作った原稿を読み上げるだけでした。それにしても、きっとたくさん練習したのでしょう、ああこんなに読めるんだなと感心しました。クラスの中で特別に英語ができるという人でもなかったので、なおさらでした。

もう一つ上のクラスの代表の人は、準備してたのかしてなかったのか、原稿はなしで2,3文言うだけでした。それでも自分で文を生成してアウトプットしているのでああこの人達の方が英語できるなぁという感じ。

一番驚いたのは、一番上のクラス(といってもintermediateって呼ばれています)の代表の人でした。

まず原稿は一切見ずに、しかも複雑な構造の文(例えば関係代名詞の修飾とか主語に名詞節を使ったり)もすらすらと出てきていてびっくりでした。発音に関してはかなり改善の余地はありましたが、まあでも言っている内容は理解できる程度。その言っている内容がまたしっかりしていて、先生方への感謝であったり、はたまたESLクラスを運営しているsocial serviceへの感謝であったり(事務所の人も見に来てました)、また仲間への激励のメッセージであったりが含まれていて、ああゼロからスタートしてもここまでいけるんだなぁと。

ただ、スピーチの内容で少し気になったことがあって、「ちゃんとクラスに毎日来て、英語を勉強しよう。アメリカではどこに行っても英語を話せなければいけないし、またアメリカ以外でも英語は世界中で話されています。なので英語を勉強することは大事です。」というクラスメイト向けのメッセージがありました。それがなんか引っかかっちゃったんですよね。前半はともかく後半部分。「アメリカにいるから英語を話せなくてはというのは」というのは論理としてわかるのですが、「英語は世界中で話されているから」というのはちょっと気をつけなければいけないポイントだよなと。こういった思想が、果たして授業中に先生から刷り込まれたものなのか、それともどこかで自分でそう考えるようになったのか、あるいはこのスピーチの内容自体先生が考えたものであってその人の考えではないのかとかいろいろ今考えると聞いておけばよかったなと思うことはたくさんあるのですが、それにしても英語学習のモチベーションとして、「世界中で話されている」だとか、「英語が出来れば世界中の人とコミュニケーションがとれる」といったような言説がミスリーディングであるということに英語教員は自覚的でなければならないと思いますし、むしろできれば言わないほうがいいのではないかとすら思えます。こういう言説を素直に信じてしまった英語学習者ってある意味被害者なんじゃないのかなぁって。英語の母国語話者がこういう思想を持っているよりは(それもアレですけど)英語学習者がこういうこと思っている方がたちわるいっていうかなんていうか。

まぁそんなことが気になったわけですが、スピーチ自体は大変立派だったと思いますし、あれを見てあれくらいできるようになりたいと思う人なんかがいればいいなと思います。

あそこで英語を学ぶ人達が、授業に来るとき以外はどんな生活をしているのかはわかりませんが、一応EFLよりはインプットあるとされる環境にいても、100時間や200時間やったところでペラペラになんてならないんですよね。むしろ僕が入ってるクラスでも英語が喋れない人がほとんど。もしかしたら指導があまりうまくいっていないのかもしれませんけど。100時間て、まあ中学の1年間の授業時数よりちょい少ないくらいですよね。もちろん、しっかり母語で教育を受けてきた上で始まる日本の中等英語教育と、リテラシーを身につけさせるところから始まる英語教育では、同じ「初学者」でもスタート地点は全然違うと思いますから、同じ時間数でもどこまでもっていけるかは違うと思います。インターン生ということで時間は限られているわけですが、それでも少しでも英語力を伸ばしてあげられるような授業ができればいいなと思いますね。そんなわけでちょっとよくわからなくなったところでおしまい。

では。

アメリカ New Hampshireより。

おしまい。

揚げなすかしわそば

2013-01-13 18.32.15どうもみなさまこんばんは。久しぶりにこれはうまいなぁと思うものを作ったのでシェアしようと思います。

タイトルにあるとおりかしわそばなんですけど、ポイントはそうですそうなんです揚げなすです。

材料(1人前)

  • 蕎麦1束(僕は都合上乾麺使いましたがお好きな物をお好きなだけどうぞ)
  • 鶏もも肉 100g ※適当です
  • ナス 1本(アメリカのナスは、大根くらいの太さできゅうりくらいの長さあるので1/5本くらいでしたが日本のナスなら1本でいいんじゃないかと)
  • 万能ねぎ 少々(写真はこっちで売ってる万能ねぎのようなものです。長ネギでもOK)
  • めんつゆ(お出汁として使うのでまぁあのこだわりある人はこだわりのあるお出汁をお使いください)
  • 干ししいたけ(お出汁に使いましたがなくても全然OK)
  • 油(揚げ用)

作り方

  1. 干ししいたけを戻しておきます(使わない人はスキップ)
  2. お鍋にお湯を沸かします
  3. 別のお鍋あるいはフライパンに揚げ用の油を火にかけます。
  4. 鶏肉は一口大、ナスは縦に8等分、ネギは小口切り(長ネギ使う場合は斜め切りがいいと思います)。
  5. ナスは水に晒してアク抜きして、キッチンペーパーでよく水気を拭きましょう。
  6. 別の小さなお鍋で出汁を沸かし(干ししいたけ使う人は戻し汁を使います)、鶏肉を入れて火を通しておきましょう(長ネギ派の人はここに長ネギも)。
  7. ナスを揚げましょう(温度は適当です。計ってません。でもちょい高め180度でさっとですかね)。ナスが油を吸って柔らかくなったらOKで、揚げすぎだと崩れてしまいます。
  8. 揚がったナスは油を切って、だし汁に投入します。※うちはコンロが4口あるのですが2口コンロの場合は先にナスを揚げてからお出汁を火にかけましょう。
  9. ここまでのどこかのタイミングでお蕎麦を茹でるお湯が湧いてるはずなのでお蕎麦を茹でます。吹きこぼしに注意。
  10. お蕎麦が茹で上がったら湯切りをして器に盛ります。
  11. そこに別に作っておいたお出汁をかけて完成!万ネギ派の人はここでパラパラとネギを散らしましょう!

今は寒いので温かいお蕎麦でしたが、お出汁を濃い目に作っておいて、お蕎麦を洗って氷水でしめて、「つけそば」としてもお召し上がりいただけます。あ!ネギのかわりに三つ葉を使ってもいいかもしれません。柚の皮なんかがあれば細く千切りにして添えてあげると風味もぐっとよくなってよりいっそうおいしくお召し上がりいただけます(たぶん

お出汁は沸騰すると香りが飛ぶからいくないとかそういう細かいことを気にする方はお湯で鶏肉を茹でて、そこにめんつゆを足せばいいかもしれません。まあいずれにせよ灰汁はすくいましょう。揚げ物はめんどくさーいなんて人は、フライパンに1cmくらい油をひいて揚げ焼きっぽくしてもいいかもしれません。大事なのはナスが油を吸ってるってことで、揚げずにナスをそのまま煮てもあまりおいしくないと思います。とにかくポイントは「揚げなす」です。ただのかけそばじゃ味気ないし…なんて時に鶏肉を使ってかしわそば…そこに揚げなすを足すことでそのかしわそばがもっとおいしくなっちゃう的なアレです!鶏肉と揚げなすで油使ってるので(でぶ、蕎麦だけじゃお腹いっぱいにならない男の子にもいけます。天ぷら揚げるよりは簡単でしょ?あとは混ぜご飯のおにぎりでも握って食べさせればいいんです!w

というわけでなんか最後カレシに作る晩御飯みたいな流れになってしまいましたが、寒い冬にあったかいお蕎麦はいかがですか?

ではまた。

アメリカ New Hampshireより。

おしまい。

 

 

初めて感じた「褒める」ことの必要性

どうもどうも今週から新学期がスタートし、今期はpracticumとcurriculum developmentの2つを取っています。前回の記事でも触れた通り、実習先は、とあるsocial serviceで移民の方々向けに英語を教えてる先生のところで実習をやることになりました。

火曜日に、実際に授業を見学させてもらいに行ってきたのでそのことを書いておきたいと思います。最初にざっとどんなことを授業中にやっていたのか、その後にタイトルにも絡めたことを書きたいと思います。

教室は結構広くて円卓が6つと前にホワイトボードがあって、英語教材が後ろの棚にどさっと置かれていました。授業は午前9時から12時までの3時間でしたが、とくに9時になったら始めるということもなくて、ぞろぞろと人が集まってきて、その度に先生が僕を紹介してくれて挨拶をし、談笑しながら授業の準備をしてちゃんと始まったのは25分過ぎたあとからでした。レベルはlow beginnerなので、ほぼ英語が喋れないと言ってもいいくらいで、なかにはかなり強いアクセントありながらも結構流暢にしゃべっている人もいました。ほとんどがブータンからの移民で、自国では学校に行ったこともなかったという人や産まれてからずっと難民キャンプで暮らしていたという人も。年齢もかなり幅があって、孫がいるようなおばあちゃんから僕と同い年くらいの若い人までが一緒に英語を勉強するというような環境。名簿には20名ほどの名前がありましたが、誰がいつ来るかは先生にもわからないというほど出席にばらつきがあるそうで、また途中から参加したり途中で授業を抜ける人も多いので臨機応変さが求められそうです。

授業で扱われたのは現在進行相で、まずは導入として様々な動詞をingにすることを”What are you doing?”というようなインタラクションで。これは授業が終わったあとに聞いたことなのですが、前日に既に現在進行相の意味と形式の確認は済ませてあるということでした。なので復習といったかんじ。ですがなかにはこの日が初めてという人もいて、そういった人たちにとっては初めて学習する項目ということになります。

導入のあとはプリントにあるダイアログをペアで読む練習でした。人数の関係で、僕も一緒に混ざってやったのですが、やはり発音がどうしても気になってしまって何回か止めて練習させたりしてみたのですがむずかしいですね。sheの発音が全部seaになってしまっていて、それを矯正することが結局最後までできませんでした。初対面ですし勝手に違うことするのもはばかられたのですが、僕が授業やるときにはどうにかして発音練習を授業に組み込んでいけたらいいなと思っています。

次に、doing the laundryといったフレーズが書いてある紙と写真をバラバラに配って、”Are you doing the laundry?”とか現在進行形を用いて質問をし、自分の持ってるフレーズが表す行為の写真を持っている人を探すというマッチングアクティビティ。日本の中学校や小学校の外国語活動でたまに見られるように、実際に英語を使わないで持ってるモノを見せ合っておしまいみたいな場面が見られました。すべての指導が英語で行われるので、本当にとにかくやってみせることが一番大事なのかなと思いました。いくら丁寧に指示を出したと思っても、すべての指導が英語で行われるわけですから学習者がちゃんと理解してくれていない可能性も大いにあります。とくにこのレベルでは。

そのあとは、主語と動詞(この場合はbe動詞)の一致が問われる作文エクササイズ。主語(例えばTom and his friendとか)と、動詞句(例えばwash the car)があって、

Tom and his friend are washing the car.

という文を作らせるような問題をいくつか。一文ずつ先生が指名して、生徒が一人ずつ前に来て書くという感じ。

僕は、生徒が間違えたときにはなるべく自分で間違えに気づかせる方向に持っていきますが、先生は結構ダイレクトに間違えを指摘する感じでした。

そのあとは、ペアのスペリングアクティビティ。アルファベットが書かれた小さなカードを机に広げ、先生が動詞を言うのでその動詞にingを付加してカードを並べて単語をつくるという。

結構盛り上がってましたが、やっぱり指示がうまく行き届いていなくてなにをやったらいいかわかっていなかったり、動詞だけでいいのに文を作っていたりとかまあそういうコミュニケーションのずれみたいなのはちょくちょく見られました。またペアによってもモチベーションに差があって、難しすぎて逆につまらなそうに見える人もいました。レベル分けされてるとはいえ能力に差はありますから、どうやってペアを組むかという点ももう少し工夫が必要そうです。

そんな感じで残り15分くらいになるとぞろぞろと人が帰りはじめたので、最後は雑談でおしまいって感じでした。

さてさて、タイトルはちょっと煽りすぎっていうか、褒めることが大事ってのを初めて感じたっていうのは言い過ぎかもしれないんですが、僕が何を言いたいかって言いますと、こっちってほんともうとにかく褒めて褒めてとにかくあまり間違いを訂正したりしないで”encourage”するっていうのが結構というか僕が思うに日本よりはるかに重要視されているように思うんですね。まさに某家元が大嫌いそうな、いつもやり玉にあがってる光景がよく見られるんです。今回見た授業もその典型といってもいいのではないかと思いました。僕も一応英語学習者で、いろんな留学生の英語も聞いたことありますが今回の生徒たちの英語を聞き取るのはかなり難しかったです。もちろん発音だけが原因ではないですが。また、発話に含まれる文法的誤りの訂正もほぼなくて、「意味が伝わればOK」という感じでした。正直にいうとそういう考えは僕はあまり好みではなくて、やっぱり間違えは正すべきだと思っています。ですが今回の授業見学で、「ああこの場合はこれが一番なのかもしれない」と思いました。生徒の母国語でコミュニケーションが取れるならまだしも、英語しかコミュニケーションの手段がない上にほとんどコミュニケーションツールとしての英語が身についていない状況で、生徒との信頼関係を築いて授業を成立するためにはとにかくencourageっていう方法もアリなのかなって。言語も文化もまるっきり違うし共有してるものがかなり少ない状況の中で、愛情としての「厳しさ」が通じるかどうかはかなり怪しいですよね。英語を学習する必要性はあれど(アメリカに住んでいるし)、あまり授業に来ない人もいるそうです。ですから動機がそこまであるわけでもない人も中にはいるわけですし。発音に関していえば、native speaker of Englishの先生が理解できるのだからということもあるのかもしれません。もちろんELLの先生というのは耳が慣れているので強いアクセントの英語でも理解できますが、一般のnative speaker of Englishはそうでもないんじゃないかっていうのは考慮する必要がありそうですけど。

これは最近のいわゆる「体罰問題」にも関係あるかもしれませんが、自分が「生徒のために」と思ってやったことや、「とにかく愛情があれば」みたいなのって結構危険ですよね。教育に限らずに愛情を注げば注ぐだけ、情熱があればあるだけうまくいくってことでもありませんし。まあなんていうかこうバランスっていうんですかね、ちゃんとポイントを絞って、今日はここちゃんとしようあとはとりあえず気にしないでおこうみたいな「割り切り」も必要なのかなぁとか。

それに、いろんな背景があって英語を勉強することになってるわけで、歳も僕より上の方もたくさんいらっしゃってみなさん大人という中で、どんな思いで授業に来ているのかというのも可能な限り考えたいなと思います。

最近は自分が「教える」という立場にいなかったこともあって、久しぶりに英語を「教える」ということをしたときに、わからない→わかる、あるいは、できない→できた、というプロセスを目の当たりにしたときの、「そう!それ!そういうこと!」感みたいなこうなんというか、ああこういうのが楽しいなと思って教員になりたいなぁと思ったんだろうなみたいなことを思い出すこともできて、すごく有意義な3時間でした。

こういう経験は絶対に日本ではできないと思いますので、たくさん学びたいと思います。また、こういう環境で教えることや考えたことが、必ずしも日本の英語教育に当てはまるというわけではないということも十分にわかっています。ですので今回書いたことも、これから実際に僕が授業をするにあたってどういうスタンスでやっていったらいいのかということを考えただけでして、日本の英語教育にどうこうとか誰がどうだこうだとかそういうことを言うつもりはありませんので。

そんなわけで、これから時間を見つけて実習に関することもブログに書いていきたいと思いますのでよろしくお願いします。

では。

アメリカ New Hampshireより。

おしまい。

 

振り返り忘れた2012年と先行き不透明な2013年と

どうもみなさまあけましておめでとうございます。もうあれですね前回の日記を書いてから1ヶ月近く経ってますね。なかなかゆっくりとパソコンに向かう暇もなくわちゃわちゃと冬休みを過ごしていたのでした。今日は久しぶりにコーヒーをゆっくり飲みながら一人の時間を満喫しております。

さてさて、もう三が日も終わって1月4日、日本だともう5日になってるわけでしていまさら感満載なんですが、2012年を振り返り忘れたので振り返ろうと思います。

ちょうど1年前の1月から、本格的に大学院の授業を履修し始めて、最初の学期は2つの授業、

  • Strategy and Techniques for Teaching Listening and Speaking
  • Strategy and Techniques for Teaching Grammar

を取りました。その頃は主にある文法項目を取り上げて、その項目を扱った指導案を考え、授業でデモをするというのに力をいれていたと思います。

【授業】助動詞のwillをbeginnerレベルの生徒にどう教える?他

【授業】等位接続詞をintermediateレベルの生徒にどう教える?

【授業】indirect questionsをadvancedレベルの生徒にどう教える?

【授業】gerunds(動名詞)をadvancedレベルの生徒にどう教える?

当時はまだアメブロでブログ書いてたんですが、こんな感じでどんな指導案を考えたのかを、その文法項目の分析とともに書いたこんな記事があります。もちろんlistening系の授業もESLでやりましたし、それをビデオに録画してもらって、Twitterでやりとりさせていただいている先生方に見てもらってfeedbackをもらうなんてこともありました。

この時期には、

http://www.amazon.com/Perspectives-Teaching-Classrooms-Linguistics-Professional/dp/0805839550/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1357321975&sr=1-1&keywords=0805839550

Amazon.com: New Perspectives on Grammar Teaching in Second Language Classrooms (ESL and Applied Linguistics Professional) (ESL & Applied Linguistics Professional Series) (9780805839555): Eli Hinkel, Sandra Fotos: Books via kwout

この本も授業で読んでいて、僕はEllis先生のchapterを担当することになり、まとめをしたんですが、今この本を読み返すといろいろ「わかる」という気がします。1年前にこれを読んだ時よりは自分の視野が広がっているんだなとは思います。

【授業】Ellis, R. (2002).をまとめちゃうぞ☆

春学期はMethodologyとLanguage Acquisition、Assessmentの授業を取っていて、正直この学期が一番しんどかったなと今振り返って思います。Brown先生の本を毎週ヒィヒィ言いながら読んで、Assessmentの授業では毎回もやもやさせられたのを覚えています。

Language Acquisitionの授業で書いた、wanna contractionのpaperも苦労しましたが、今までにあまり取り組んだことのない内容だったので、とても刺激的でした。

【授業】Review of Wanna Contraction (ペーパーの一部コピペ)

夏にはContent-based InstructionとSocio-cultural context of Langage Teachingの授業を取りました。アメリカのESLは基本的にCBIなので、日本での英語教育と比較しながらどんなかたちで学んだことを日本に帰って活かせるかなと考えたり。Socio-cultural contextの方は、社会言語学系のテキストを読んで、言語教育、あるいは教育というものが内包した格差や不平等についての知見を得ることができたと思います。文法指導に興味がある一方で、もう少し視点を変えたところから英語教育を考えるということにも興味があり、むしろ色々な問題を解決するためにはそういうところから切り込んで行くべきなんだろうなとはいつも思います。

夏休みには、一人でNYに行ってきました。片道4時間半のドライブでは腰がぶっ壊れるかと思いましたが、大都会NYCを楽しんできました。

先月終わった秋学期では、Linguistics, teaching pronunciation, CALLの3つの授業を取りました。linguisticsでは、音声学について学び直し、そしてconsciousness-raising taskについてのペーパーを書きました。CALLではGoogleハングアウトを使った講義が毎週あり、今まで触ったことのないソフトウェアなんかにも触る機会があったので、教員になってから、なにかのときにこの経験が生きればいいなと思います。ボスが担当するLinguisticsの授業は、一番きついと評判で、「誰もAとれない」なんて噂も聞きました。お陰様で、僕はギリギリ96.4/100でAもらえたので、安心しました。というか心の底で「よっしゃ!」って言いましたw

GPAも3.847なのでまぁ一応そんな悪くはないでしょと…

そんな感じで、冬休みはスノボーを満喫しておりました。年明けは今年も特に何もなく、元日5時起きで滑りに行きました。

そして、大晦日に実習先に行って来ました。僕は希望を高校で出していたのですが、結局、social serviceで、移民の人たち向けに英語を教えてるところに行く事になりそうです。ボスがメーリスで、「うちのYuにpracticumやらせてください」みたいなのを流してくれていて、それで僕のところに2通メールが来てたので、2人の人とメールしてました。苗字がどちらもKidderで、RebeccaとBeckyでした。姉妹?と思っていて、Beckyさんの方に電話して、「実はもう一人、Rebecca Kidderさんとも連絡を取らせていただいておりまして…」と言ったら、「あら!それも私よ!w」と言われて「えっ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)」

なんかおかしいなとは思いつつも、BeckyがRebecccaのニックネームだと知らなかったので別人だと思い込んでいたら同じ人が違うメアドでひとつは本名ひとつはニックネームでメールを送ってくれていたのでした。

なんでそんなめんどくさいことすんのよwwwwwwww ていうか僕が律儀に2通に同じ内容で微妙に違う文面で送ったの気づいてそこで教えてくれよwwwwwwww

そんな感じで電話で赤面しましたが、大晦日に直接会って話しをする約束をして行ってきました。まず受付のお姉さんに話して、そしたらそのお姉さんと話していた男の人にいきなり

“Are you nihonjin?”

と聞かれて、まったく予想してない人がnihonjinという単語をいきなり発したためにテンパッてしまい、

「ん?え?」

って困惑してたら、

「ニホンジンデスカ?」

と聞かれてようやく理解するという。いやあ思いがけないところに日本語が話せる人がいるものですね。聞いてみたら1995年くらいまで今はなきSANYOで働いていたとのことでした。名刺もらいました。

そのあとは地下にあるオフィスに案内してもらい、いろんなところでどうもどうもと挨拶して紹介してもらいみたいなことしてましたけど全然名前は覚えられませんでね。というか31日なのにみなさんバリバリ働いていらっしゃったのでびっくりしました。

そんな感じでここはどんなことやってるのかとかどこでどういう人たちに英語教えてるとかテキストはどれを使ってるとかそんな話をしつつ、僕のiPadの待受003

の高校の卒業式の時の写真を見て、「あらそれにはあなたも写っているの?」と聞かれたので、「これです。」とピースしてる自分を指したら、「ああ一番ハンサムなこの子ね!」と言われたので、”You’re kidding.”と返したら、”Yes, I’m KIDDER.”と言われたのでうますぎて爆笑してしまいました。これは2012年でいちばん「こりゃあ一本とられたわ」と思うほどのスマッシュでした。座布団10枚くらいです。

そんな感じで、来週授業を見学させてもらいに行き、いろいろ書類とかを記入してボスと留学生オフィスに提出して、いざ実習先開始ということになりそうです。

ということでそろそろ2013年の目標ということなんですが、もうとりあえず次のステップに進む。って感じですかね。今年で院を卒業しますし(希望的観測)、その後は教員になるために頑張らなければいけません。そこまでしっかり辿り着きたいですね。あとは、日本に帰ったら会いたい人に会いに行くのも目標です。あとは最近疎遠になりがちなTwitterもちゃんと続けていきたいです。自分のペースで。自分のやりたいことと、自分のできることをしっかりと見極めて、一歩ずつ着実に、そうやって過ごしていこうと思います。

そんなわけで本年もよろしくお願いします。

では。

アメリカ New Hampshireより。

おしまい。

2013-01-01 23.06.54