毎年恒例の振り返り記事です。28日に仕事納めの予定が今日まで出勤して実験やったので,ブログも今日のうちに書いてしまおうということで30日に更新です。これまでの振り返り記事も興味がお有りの方はどうぞ。
過去の振り返り記事
ブログのこと
この記事を書いている2020年12月30日時点でのこのブログのpage viewは121,733です。ついに累計10万アクセス超えました(祝100,000PV)。2019年は年間20,000アクセス切っていましたが,今年は25,000アクセスを超えてこのブログを始めてからの最多アクセスを記録しました。ありがたいことです。
今年も昨年と同様に,平均すると月2本のペースでブログを更新しました。ただ,今年の前半あたりに投稿が集中していたので,毎月2本書いていたわけではありません。主に,新型コロナウィルスの影響で春学期がすべて遠隔授業となったことで,それに関する記事をたくさん書いたことでそうなりました。私はSlackを授業で使ったので,主にそれ関係の記事を多く書きました。
- オンラインで語学の授業をする際に取り入れたい「やりとり」のためのSlack活用
- オンライン授業と対面授業の差分から見えるもの
- 「(オンラインになって)授業の質が下がるのではないかと不安」という学生さんへ
- オンライン授業での「顔出し」問題 (1)
- オンライン授業での「顔出し問題」(2)
- ペアやグループでの「会話テスト」もテキストチャット (Slack) なら効率的に回せるかもという話
- Slackを授業で使ってみてわかった課題
- slackを利用して,「全員の前で」スピーチさせるスピーキング活動
- slackでテキストチャット型テストをやってみた感想
- slackの通話機能でスピーキング活動しよう(案)
閲覧が多かった記事の上位も,R関連の記事だけではなく下記のような記事も入ってました。
仕事のこと
3年目は2年目よりももっと仕事をうまく回せるようになるというか,学内の業務だったり授業準備の負担も減って研究に割ける時間が増えるだろうと思っていました。ところが,前述のように遠隔授業の実施に伴ってすべてが一変したので,昨年度の継続を活かすことはほとんどできなかったと言っていいかもしれません。自分のことだけでも手一杯でしたが他の先生達のヘルプもしなければいけない立場でしたので,毎日掲示板をチェックして,メールの問い合わせに返信して…みたいなことも春学期はやっていました。自分の授業に関しても,同じ教科書を使っていたとしても遠隔ではできることがまったく異なるので,すべて新しく準備することになってしまいました(多くの先生がそうだったでしょう)。
対面授業に戻った秋学期も,これまでの対面授業のようにはできない部分が多く,この状況下でできる対面授業というのを考えなくてはいけなくなりました。加えて,担当している授業がすべて異なるので(担当数=タイプ数),それもあって授業の負担感は2年目の昨年度よりもやや高かったなと思っています。
ただし,今年度は時間割のことにメインで関わっていないので,秋学期にその仕事で時間を奪われるということはなくなりましたし(たまに心苦しい気持ちになりつつ見守っています),学部のライティングの授業も持っていないので,3年目にして初めて研究室で徹夜した日数がゼロになりました(これまでも年間数日というレベルでしたけど)。
研究の面では,今年は学会がなくなったりオンラインになったりしたこともあって,停滞した感じがあります。昨年度,SLRFに行ってるときに申請書を書いていた科研費(若手研究)が採用されて,関大に着任してからようやく科研費を初めて獲得しました。それで意気込んでいたところでしたが,2020年度は研究をほとんど進められず。ウェブ実験をできるようになっておいたほうが今後データ収集がしやすくなるだろうと思って,jsPsychを勉強し始めました。
ガンバ大阪のこと
今年もガンバ大阪の年間チケットを購入していましたが,新型コロナウィルスの影響でJリーグも中断し,再開後は座席の間隔をあけたり入場人数が制限されていたので,年間チケットは払い戻しになりました。それでもホーム戦は最終節の清水エスパルス戦以外は行きました。この話題については別に記事を書いたのでそちらをお読みください。
運動習慣
今年に起こった最大の変化といえば,Apple Watchを買って肉体改造に取り組んだことかなと思います。Apple Watchを買う前から,Nike Training ClubやNike Run Clubで筋トレだったりランニングだったりはたまにしていましたが,Apple Watch Series3が安価で手に入るようになり,4月初旬にそれを購入してからはとにかくApple Watchのアクティビティリングを完成させることと,毎月の「チャレンジ」を達成することが生きる目的みたいになりました。特に,春学期はほとんど在宅ワークで体を動かす機会が激減したこともあって,意識的に体を動かす機会を作り出さないといけないと強く感じていました。やっぱり一日中家にこもっているのってメンタル的にもよろしくないんですよね。体を動かすことでリフレッシュするようになって,それが習慣になったので対面授業になって平日は毎日職場に来ないといけないようになっても自転車に乗る,走る,筋トレする,ヨガ,のうちのどれか2つ以上は必ずするようになりました。
だいぶ流行に乗り遅れてリングフィットアドベンチャーを買ってからは,家での運動も気軽にできるようになりました。雨の日に走りに行ったことも夏の時期は何回かありましたが,冬の雨の日のランニングはハードルが高くてなかなか行けません。そういうときに,ゲーム感覚で身体を動かして,しかもそれなりに負荷の高いことができるのはいいですね(最近リングフィットはあまりやれてませんけど)。
あとは,自転車も寒いから冬は無理だと以前は思っていましたが,意外と乗れています。漕ぎ出したらあったまるぞということと,家を出る前にウォームアップすればよいという2つを自分が学習したことが大きいと思っています。自転車だと電車通勤の半分くらいの時間で行けるので,いつもより遅い時間に家を出ても間に合います。そうしてできた時間でヨガをやるようになりました。まず10分弱のヨガ(私はいつもNTCのSimple Morning Energy Flowをやってます)をやって身体をあたためてからいくと,自転車を漕ぎ出してすぐに身体が温かくなるのでそこまで辛さを感じていません。もちろん,まだそこまで寒くないというのもあるでしょうけれど。あとは,筋肉がついて基礎代謝があがったので寒さに強くなったというのもあるかもしれません。
健康維持という目的に加えて,こういう社会情勢の中で,なにか1つでもいいから継続してやっていることで,自分の精神的な支えとしているということもあります。自己肯定感を保つために意識してやっているといいますか。続けていることが自信になってくるというのは大いにありました。運動ってなかなか継続してやるのが難しかったのですが,2020年はそれを継続してできるようになったのが自分の中で成長したと感じる部分です。
2021年度も対面授業が継続になるので,特に春学期中にどうやって運動を継続していけるのかは正直まだ全然わかりませんが,2021年度も継続していければと思います。
おわりに
最後になりましたが,みなさん,今年1年お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。
なにをゆう たむらゆう
おしまい。


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