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心理言語学実験デモ集のコードをGitHubに公開しました

はじめに

先日,下記の記事を書きました。

この記事の中で,実験コードは別途GitHubで公開すると書いていましたが,準備ができたので公開しました。今回はその告知です。

GitHubで公開しているもの

以下のURLが,GitHubのレポジトリです。

https://github.com/tam07pb915/tamura-jspsych-demos

詳細はREADMEに書いたのでそちらを読んでもらえればと思いますが,一応この記事でも簡単に説明します。

上のGitHubのページは,「デモを動かしてみたい」という方は特に参照する必要はありません。そういう方は,以下のデモページを直接ご覧ください。

https://tamura-jspsych-demo.netlify.app/

GitHubページは,この実験デモがどういうコードで動いているのかを知りたい人向けです。「自分でjsPsychで実験を作ってみたい」「デモ実験をカスタマイズしてみたい」「研究に利用したい」というような方々が,コードを確認しやすいようにしています。もちろん,でもページ開いてそのページをInspectしたらコードわかるといえばわかるわけですが。

デモ自体はウェブ上で体験できますが,もしもローカルで実行したいという方は,レポジトリのファイルを全てDLしていただければ,ローカルでも実行できると思います。

今後の予定

とりあえず,今は自己ペース読み課題以外は説明等がすべて日本語で作ってあるので,英語版も作ろうかなとは思っています。今のGitHubの構成を変えるのか,新しいレポジトリにするのか,実験ページは同じNetlifyのプロジェクト上に置くのかとか全然そのあたりはまだ考えていませんが,またそのあたりはおいおい考えていく予定です。

おわりに

前回の記事でも書きましたが,今のコードは「とりあえず動く」というレベルで,改善の余地がある部分はたくさんあると思います。コードを見た方で,修正が必要な箇所に気づかれた方や,より発展的な課題の提案がある方などは,ぜひGitHubのIssueに投稿していただければと思います。よろしくお願いいたします。

なにをゆう たむらゆう。

おしまい。

jsPsychを用いた心理言語学実験デモ集を作りました

はじめに

私は,所属先の関西大学外国語学部で,3・4年次生向けに「心理言語学研究」という講義科目を担当しています。本講義では,心理言語学で参照される代表的な実験について,授業中に学生自身がコンピューター上で体験できるようなデモを用意しています。その実験デモはjsPsychを用いてブラウザ上で動作する実験になっていますが,いくつかの実験素材をまとめた「デモ集」のページをまとめたので,URLを公開します。

https://tamura-jspsych-demo.netlify.app/

注意点

授業内で完結できるようにするために,実際に研究で使われるような実験ほどの厳密性は有していません。例えば,実際の研究で用いられた手続きに近いものもあれば,「効果」自体を体験してもらうために実際の実験とは違う作りにしているものなどもあります。そういう注意点はありつつ,実験やその結果を言葉で説明されるよりは体験することでより理解しやすくなるかなと思っています。あくまで,教育目的での利用が前提であるということをご理解ください。

なお,参加者のデータがサーバー上に保存されるというようなことは一切ありません。よって,個人情報が収集されたりはしません。また,結果画面を誤って閉じるまたはリロードしてしまうなどをすると,そのデータの復元はできませんのでご注意ください。

動作環境ですが,基本的にはキーボードのついたデバイスがマストです。キーボード付きのタブレット端末ではうまく動作しないケースもあるようです(手元にあるiPad+Smart Folioでは動作しましたが,授業中にタブレット端末でうまく動いていない学生が割といました)。したがって,推奨環境ははラップトップまたはデスクトップのデバイスです。

基本的な構成

基本的には,説明があって,実験をやって,最後のページで結果が表示される,という流れになっています。私自身も自転車操業で学期中の授業準備を回しながら実験デモを作っていたので,練習施行があるものとないものがあったり,一番最後に生データが表示される実験があったりなかったりと,実験によって構成にばらつきがあるという点,ご留意ください。

コードの公開について

現在は,デモ体験用のページのみを公開していますが,各デモ実験に用いている実験コード(jsPsych)は今後私のGitHubで公開予定です。公開した際には,改めてこのブログでも紹介します。

要望について

もうちょっとこの実験はこういう風にできないのかですとか,この実験コードのここは誤りではないかといったフィードバックについては,GitHubにコードを公開した際にGitHub上で受け付けていこうかなと思っています。

また,「こういう実験のデモもあったらいいな」みたいなのがあれば,そのアイデアとその実験を扱っている原著論文を教えていただけたら,作れたら作ってみたいなと思います。必ず作りますということをお約束はできませんので,そこだけはご理解ください。

おわりに

個人の授業だけで利用するものなので,公開するかどうかは迷ったのですが,より多くの方に体験していただく公益性のある教材かなと思いましたので公開することにしました。授業等での自由な利用を歓迎します。

なにをゆう たむらゆう。

おしまい。