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LET全国とJASELEの旅
先週末から学会の旅でした。4日から6日は福岡で外国語教育メディア学会の全国大会,9日から10日は徳島で全国英語教育学会でした。九州も四国も初上陸。観光という観光をすることはできませんでしたが,美味しいラーメンや美味しいラーメンを食べることができたのでとても満足しています。
福岡から徳島行く前に香川県高松市でうどん三昧してきました。いや高松市いいですね。僕の住みたい街ベスト5に食い込んでくる素晴らしい街でした。商店街を歩いているだけでも楽しくて,うどん美味しくて,美味しそうな居酒屋もたくさんありました。今回は1人居酒屋できませんでしたが。高松で行ったうどん屋さんは,黒田屋,竹清,さか枝,バカ一代の4店舗でした。
あったかいうどんもいいですが,やはり冷たいぶっかけうどんが暑い夏にはいいですね。うどんのコシもすごいですし。でも,その店ごとにどんなうどんをチョイスしたらいいのかというのはとても難しい問題でした。それもつきつめていくとジャスティス大会なんでしょうけれど。またいつかうどん三昧しに行きたいですね。
徳島は台風11号が直撃して雨と風がすごく,宿泊していたホテルの前の川も増水して溢れそうでした(というかちょっと低くなってるところはあふれてました)。避難勧告の緊急速報も飛び込んできましたが,時間を短縮したりプログラムを同時進行にするなどの対応がとられ,なんとか学会は無事に終了しました。大会運営にあたった先生方,本当にお疲れ様でした。
ブログでも宣伝しましたが,私は1日目に,“Countability of Normal / Material Nouns in Japasene EFL Learners’ Explicit and Implicit Knowledge”というタイトルで口頭発表がありました。日本人英語学習者の名詞の可算性に関する知識のうち,とくに普通名詞と物質名詞に焦点をあてた研究です。名詞周りでは,冠詞や可算性の習得困難性の研究はこれまでにもかなり行われてきています。しかしながら,「困難」というのは実際には明示的知識(簡単にいえば「知っている」知識)としてなのか,あるいは暗示的知識(簡単にいえば「使える」知識)としてなのか,という枠組みでは議論されてきていませんでした。そこで,時間制限のない文法性判断課題(untimed GJT)と,「読み直しせず早く解答してください」という指示をした文法性判断課題(speeded GJT)の2種類を用いてそれぞれの名詞に関する知識がどのように表象されているのかを検証した,というのが研究の概要です。
本番の発表後の質疑では,反応時間の分析手法に関して,ex-gaussian分布へのフィッティングという手法を用いた理由についての質問がありました。この研究では,反応時間の平均値を比較してどっちが有意に早かったとかそういう議論はしませんでした。そもそも,反応時間は正規分布をしないため,正規性を仮定した平均値の比較検定に適さないから,というのがその理由のひとつです。もうひとつの理由は,反応時間データをあくまで分布の確認として使ったというのもあります。ex-gaussian分布は反応時間の分布に近似すると言われているため(参考: RT分布のex-Gaussianによる分析 ―データ解析演習―),ex-gaussian分布にフィットさせて,各条件間の反応時間分布の違いを見たかったという感じでしょうか。反応時間データの分析と図示に関しては,広島大学の阪上先生の発表資料もweb上で見つけました。
この中では,一般化線形混合モデルを用いた反応時間データ分析の提案がされています。
というわけで,1週間ぶりに名古屋に帰ってきました。もう大学は夏休みではありますが,明日から通常営業に戻ります。
なにをゆう たむらゆう
NY旅行記-4
はい。これがたぶんラストになると思います。NY旅行記。最終日のことはちょっとTwitterに書いたのでもういいかなとw
遅めの高級ランチからの午後
来てしまった。せっかくだし…うまいもん食ってみようと…サーロインステーキ(サイドなし)$○○((((;゚Д゚)))))))
おわりに
結局このZuccotti Parkは柵で囲まれてて出入口が一箇所。そこに警備員の人が立ってて一般の人は出入りは自由でした。それでも見計らったように一斉に柵を張り巡らせたのにはびっくりしましたね。上の写真にあるように柵の中からおじさんおばさんが必死に訴えているのを外の若者が熱心に聞いていたり、太鼓たたいたりサックス吹いてるおじさんを観光客が写真を撮っていたりと観光名所化しているような印象も受けました。ランチしたレストランは検索するとメニューが見れて値段がばれちゃうので秘密にしておきます(まじでほんとこんな高い物食ったとか…うわ…なにをすr)。
NY旅行記-2
NYに行ってきた日記をコピペしてお送りしているブログ第二弾
NY2日目―セントラルパークのベンチより
9月14日10時25分。メトロポリタン美術館の近くのベンチにて、休憩がてらここまでのことを書いておく。昨夜は暑いし体かゆいしでほとんど眠れず7時くらいから準備開始。evernoteにクリップしておいたレストランのノートがiPadに同期されておらず、とりあえずiPadでWi-Fi使える場所をと思いフロントで聞くとラウンジ(という場所があるのを初めて知ったw)で使えるというのでツイートを少しして、レストラン情報を入れてとりあえずセントラルパークに行ってナチュラルサイエンスヒストリーミュージアム?だっけ?に行こうと計画。電車に乗った。朝の通勤ラッシュ時間帯ど真ん中で、うわこれはやっちまったと思ったけれど、意外に座れないだけで東京に比べたらなんのことはない。終点がタイムズスクエアなんだけれど、なぜか人がたくさん降りたので勘違いしてしまいグランドセントラル駅で降りてしまう。とりあえず地上に出て歩けばなんとかなると思ったので外に出てみる。
横の通りであるStは数字が大きくなるほど北で、縦のAvは数字が大きくなるほど西にいくというのを聞いたのでそれに基づいてなんとなく歩いてたけど最初普通に迷うw しかし当たり前だけど通勤時間帯の街はみんな世話しなく歩いていて、コーヒーショップやデリなどは大繁盛といった感じ。僕も立ち止まって写真とか撮ってる雰囲気ではまったくないので通勤を装ってお気に入りのプレイリストを聞きながら颯爽と歩く(フリ)。さながらニューヨーカーになった気分でめちゃくちゃ気持ち良かった。しかしさすがに疲れてきたしノドも渇いたので、ドヤ顔コーヒー×iPadをあきらめてスタバに立ち寄る。人間の心理とは面白いもので、これだけいろんなお店があると、スタバなんて日本でも2,3回しか入ったことないしアメリカ来てからなんて一度も入ったことなかったのにチェーン店という安心感があるものなんだよね。僕はダンキンでもいつもコーヒーにミルクとヘーゼルナッツがお気に入りなのでそれを注文。スタバ通のような頼み方はできませんw でもやっぱスタバは高いね。ダンキンのスモールくらいかそれより小さいくらいので$2.45だった。ダンキンならこの値段でLはいけるんじゃなかったか?(このあとダンキンの値段見たらスタバと対して変わらなかった。NYCが高いのか?)
というわけでコーヒー片手にひたすら北へ。それにしてもセントラルパークのデカさはすごいね。まあ東京でいうと代々木公園も大きい公園ではあると思うけど。サイエンスヒストリーミュージアムの手前でフランス人と思われる観光客集団に混じってしまうというミスはあったがなんとかついて写真を撮った。しかし今日は閉館なのかまだ開館時間じゃないのか入れなかった。なのでちょうど反対側にあるメトロポリタン美術館に。金曜とはいえ午前中から結構走ったりしてる人の多いこと。なかにはベビーカー押しながら走ってる女の人もいた。近くには体育着みたいなの着た小学生集団がいたり幼稚園児くらいの年齢の子たちが元気に遊んでいる。それにしても本当にいろんな人がいる。今日もあれ日本人かなあと思うような男性とすれ違ったし、すごく流暢に英語を話す東アジア系の(日本人じゃないかもしれない)ビジネスウーマンの人も何人も見た。そういえば昨日書くのを忘れていたけど、NYCにはスタイルのいい人が多い気がする。そんなにみんな太ってない。ボストンとは比べられないけど(ボストンでそこまで注意して人を見たことなかったw)、うちの大学の女の子やマンチェスターで見る人たちに比べたら。綺麗な人もすっごく多くてやばいです。まあ分母が圧倒的に違うし、NYCに美人が統計的に優位に多いと言えるのかはわからないけれど。観光客の欧州人なのかもしれないけれどそうじゃないような綺麗な人もたくさんいた。ヨーロッパだとフランス人が多かったように思う。あとは、たぶんドイツ語、イタリア語、スペイン語なんかが聞こえた。それにしてもなんて優雅な休暇なんだろうかと思う。これから美術館に行ったらご飯を食べて、南の方に行って貿易センタービルとか自由の女神とかを見てこようと思います。とりあえずここまで。
NY旅行記-1
NYに2泊3日で行ってきました。旅中に書いてた日記をコピペして若干加筆して載せます。珍しい常体田村文をお楽しみください。
14/9/2012AM12:24なう。ペペローニピザを食べながら、今日一日を振り返っておこう。flushingというまちにあるYMCAまでは車で約4時間ほどだった。ロングアイランド島に入る橋を渡る時にはとても興奮した。宿の周りはチャイナ&コリアタウンという感じで、アメリカにいる気がほとんどしなかった。これはNYの地下鉄に乗ってても思ったことで、英語の母語話者の方が確実にマイノリティだったと思う。英語を喋っている人の方が少なかった。特にFlushingまでいくライン7は。肌の色は関係ないけど、大学以外の街中で、英語以外の言葉を聞く機会ってなかなかないのでそれがやっぱり感じたことの中で大きいかも。これ「も」、アメリカなんだなあと。YMCAの受付のお姉さんに駐車場代ぼられた気がするけど(たしか無料駐車場有りって書いてあったような気がしたけど払ったあとだった)、それ以外は特に人が悪いとか思ったことはなかった。財布はポケットにいれてるけど、ボタンをしてすぐ抜かれないようにはしている。財布出すときは周りを警戒。
アメリカに来て初めて乗った電車はNYの地下鉄。駅に路線図もなくて、運賃表を見て買うのではなく一回$2.5払うかメトロカードにお金を入れて使うシステムのよう。改札が入り口と出口が一緒で全改札から一斉に人が出てくるので(日本の自動改札なら数カ所は切り替わらない場所があるはず)、どっから入ればいいのかわからなくて戸惑ったし、タイムズスクエアに行きたいけどどこで乗りかえればいいのかとかもわからずだったけど、ちょうど終点がタイムズスクエアだったのでなんとか到着。NYに中学時代の同級生の女の子がいて、会う約束をしていたのでその子と会って、ご飯を食べて話しをして、タイムズスクエアからセントラルパークまでふらっと歩いた。タイムズスクエアの中心部は人が本当に多かった。なんかコスチューム着た人やミッキーとかキャラクターの着ぐるみ着た人が歩いてて観光客が写真を撮ってたり。僕の今までのイメージは、写真バシャバシャ撮る、あるいは一眼レフを首からさげてるというのは東アジア人というものがあって、だからなんか自分は写真バシャバシャ撮るのはあまり好きじゃないんだけれど、さすがNYで一眼レフを首からさげてる人も写真撮りまくってる人もたくさん。東アジア人だけなんてことはなかった。NYの街中を歩いててもう一つ今まで体験したことなかったのは、歩いてて日本語がたくさん聞こえてきたこと。ボストンでも日本語が聞こえたら「おっ」ってなるくらいだったけれどそれ以上の頻度。とくに今は夏休みだからか大学生の女の子グループとか結構いた。
僕のNY初日メインイベントは、ミュージカルのライオンキング。高校の時に文化祭でやったのがきっかけで、すごく思い入れのある作品なのでぜひNYで見てみたいと思ったから。勢いでライオンキングのチケットを取って、それでNYに行くことになったから。劇場にもやはり日本人が結構いた。僕は1人だったので、かなり前の10列目くらいのど真ん中にぽっかり一つ空いた席を偶然取れてラッキーでした。オープニングのサークルオブライフは鳥肌が立って震えたし泣いた。劇を見ていて面白いなと思ったのはやはり英語のセリフ。劇をやったこともあってほとんどセリフが一字一句頭に入っているくらいだったので、日本語を頭に浮かべつつああこんな表現使うのかあと思ったり。それから、音声面も気になった。僕は英語のミュージカルは初体験だったのだけれど、メインキャストはほぼみなイギリス発音。幼少時のシンバやナラはアメリカっぽくて、成長するとイギリス発音になってた。やはり権威の象徴?聞き取りづらかったけどハイエナはアメリカっぽかったし、ティモンとプンバが一番アメリカ発音で耳馴染みがいいなと感じた。ラフィキはキャラ独特の発音だったからどちらとは言えないけれど。しかし海外ドラマや映画以上に生の舞台での英語の聞き取りは結構しんどかった。内容やセリフがほとんどわかっていたからあれだったけど、そうじゃなかったらどれだけ内容をおえていたかはあまり自信なし。人間ではない役だし、ザズーやプンバ、ハイエナ達はかなり独特の声色なので難しさをひときわ感じた。2列前の人が劇中を写真で撮ってたので有り得ないと思った。マナー悪すぎ。終演後はスタンディングオベーションだったけど幕が1度上がって降りたらおしまい。四季劇場では何回もあった気がするけど。そして終わったらそっこう出るのがアメリカ。映画もそうだけど終わったあとの余韻にひたったり、映画のエンドロールを最後まで見る人なんていない。終わったあとはショップに寄って夜のタイムズスクエアの写真を何枚か撮って帰路に。地下鉄の終点まで40分ほど。イスがプラスチックなので硬くて痛い。帰り道にピザを買ってさっきたべました。シャワーを浴びたので就寝。
とりあえずこんな感じであと2,3ブログを更新しようと思います。
では。
アメリカ New Hampshireより。
おしまい。
































