タグ別アーカイブ: 発表

Vocab@Tokyo発表資料

明治学院大学で開催中のVocab@Tokyoで口頭発表をしました。以下が発表時に使用した投影資料です。

speakerdeckにも資料をアップロードしています(https://speakerdeck.com/tam07pb915/vocabattokyo)。時間と気持ち的な余裕がなくて発表前にブログをアップすることができなかったので,発表後の更新になってしまいました。なんとか発表を15分ちょいで終わらせ,質疑応答も一応乗り切ったのですが,今回もまた,「教育的示唆は?」と聞かれ,またかよと思いつつ「ありません」と言いましたw

フロアの人が補足で,どういう観点が教育的示唆につながりうるかということを言ってくれて,それにも救われました。PacSLRFよりも国際学会感が強い上に自分自身があまり専門ではない語彙研究者の集まりということもあってアウェイ感が半端無く,久しぶりにめちゃくちゃ緊張しました(PacSLRFのコロキアムも緊張しましたけど)。

発表が終わってホッとしていますが,「鉄は熱いうちに打て」の精神で,full paperにするのを頑張ろうと思います。

なにをゆう たむらゆう。

おしまい。

PacSLRF2016発表資料

金曜日から,中央大学多摩キャンパスで行われているThe Pacific Second Language Research Forum2016に参加しています。大会最終日(9月11日日曜日)午前の口頭発表枠の最初のスロットで口頭発表があります。私がD1の時に出ていた授業のレポートでレビューした論文を批判的に検討して追試を行ったものです。追行研究として良いかどうかはわかりませんが…

その後,D2でデータを取ったのですが,そのまま寝かせたままになっていて,昨年度の冬にまた同じ先生の授業でその取ったデータを分析して発表しました。それをもとにPacSLRF2016に出してみたらどうかと勧められ,応募したら口頭発表通ったので発表する事になったというわけです。詳しくは明日使用予定の下のスライドを見ていただければと思います。

データの解釈が結構難しくて,当初予測していたよりももっと複雑な現象なのかなと思いますが,「知識の習得」を文処理で議論する際にそんなに荒削りで大きいこと言って大丈夫ですか?というのがまぁ言いたいこと(タイトル)です。

ちなみに,午後はShintani Natsuko先生がオーガナイザーのコロキアムで,第二著者としてもう1つ発表があります。そちらは静岡県立大学の福田純也先生との共同で,タスクの繰り返しに焦点を当てた小規模のケーススタディです。

そして月曜日には明治学院大学でVocab@Tokyoという別の学会で口頭発表があります…ということであと数日は踏ん張り所ということで,頑張りたいと思います。

なにをゆう たむらゆう。

おしまい。

JASELE2016埼玉大会発表資料

明日埼玉県の獨協大学で行われる全国英語教育学会埼玉研究大会にて口頭発表します。資料はspeakerdeckとslideshareに公開しています。去年熊本で発表したデータ(リジェクトされたのでまだ出版されてませんすみません)とは別の観点で取ったデータを元にして,博士論文研究のベースのさわりにちょっと触れるようなそういう話をする予定でいます。

ちなみに私の発表は1日目の午後14時30分から第5室(302)です。

基礎研第3回年次例会発表資料

明日,2月27日に名古屋学院大学で開催される,外国語教育メディア学会中部支部外国語教育基礎研究部会第3回年次例会で発表する際に使用する投影資料をSlideShareにアップロードしました。

※slideshare上でうまくサムネイルが表示されないようですが,全画面表示にする,あるいはファイルをDLしてご覧いただく等で問題が解決すると思われます。ファイル自体は問題ないので。今までとスライドの元のデザイン同じなのになぜこの問題が発生するのかわからず若干不機嫌ではあります。

 

 

なお,当日は,結果の部分の図表や引用文献の一覧を印刷した資料を配布する予定です。内容はスライドと重複しますが,紙版の資料も閲覧・ダウンロード可能にしていますので,以下リンクよりどうぞ。

https://drive.google.com/file/d/0BzA9X1kZX185Nk5ONDJ5eUlOLVk/view?usp=sharing

ちなみに,これまで特に指定のない場合に配布資料を配ることはなかった私が配布資料を配るのはこのブログ記事の影響ではありませんw

単純に,結果の図表くらいは配ったほうが良いかもしれないというのは何回か発表を重ねるうちに思ったというのが大きいです。

ある人に,「なめたアブストラクト書きやがったな」と言われてヒィィって感じですが,どうか当日はよろしくお願いいたします。

なにをゆう たむらゆう

おしまい。

2016.03.28追記

slideshareでうまく表示されないようなので,speaker deckにスライドをアップしました。

JABAET2015研究大会発表資料

明日,法政大学市ヶ谷キャンパスにて開催される第21回日・英英語教育学会研究大会にて,「理解型インプットタスクを用いた授業実践」というタイトルで発表があります。非常勤先での実践内容の報告です。今年度から,自分自身の英語の使用量をできるだけ多くすることと,学生が英語を処理する機会を確保することを目的(目標?)として,産出を必要としない理解型インプットタスクを用いた授業を行っています。英語のインプットを増やすことは言語習得の大前提であり,それが圧倒的に足りないEFLの教室環境だからこそ,教室内でインプットをたくさん供給する機会を確保したいという思いがあります。また,インタラクティブなタスクは言語面や情意面でハードルが高い学生も多いので,その前にインプットタスクを用いて「英語を使用して課題を達成する」という経験を積ませてあげたいという思いもあります。

いつもマニアックなSLA系・心理言語学系の発表が多く,今回は初めての実践報告となります。タイトルと内容のミスマッチが起きていないか不安ですが,皆様からのコメントお待ちしています。

当日使用する発表資料はslideshareにアップロードしていますので御覧ください。なお,当日は印刷した資料を配布する予定はありません。ご了承ください。

JASELE2015熊本大会発表資料

こんにちは。明日から始まる全国英語教育学会(JASELE)熊本研究大会で,同じ名古屋大学大学院の後輩と,一応先輩の福田さんとの共同研究プロジェクトの発表があります。2日目(8月23日)の朝10:30から第5室(1141)です。anomaly detection(異常検知)の手法を用いずに,統語的に表される等位接続詞の複数(e.g., the boy and the girl)と,複数形態素によって表される複数(e.g., the teenagers)の処理が異なることを示した研究です。元にしているのは,以下の論文です。

Patson, N. D., & Ferreira, F. (2009). Conceptual plural information is used to guide early parsing decisions: Evidence from garden-path sentences with reciprocal verbs. Journal of Memory and Language, 60, 464–486. http://doi.org/10.1016/j.jml.2009.02.003

当日使用する投影資料はslideshareからアクセスできますので御覧ください。なお,当日印刷した資料を配布する予定はありません。ご了承ください。

なお,私が第二著者として参加しているライティング関係の共同研究プロジェクトの発表もあります。こちらは2日目(8月23日)の朝一番,9:30から第12室(1242)です。

川口勇作・田村祐・福田純也 「推敲時の筆記ランゲージングにおける学習者の注意配分とライティングの質の向上―フィードバックの有無に焦点をあてて―」第41回全国英語教育学会熊本研究大会. 熊本学園大学.

こちらの発表資料は,代表者の福田さんにご連絡いただければスライドをお送りします(たぶん)。

JSLS2015@大分

今週末に大分の別府で開催される言語科学会の研究大会で共同研究のポスター発表があります。1年前から追いかけているthere構文における主語と動詞の一致についてです。今回のポスターには盛り込めませんでしたが,別で取ってるデータもあるのでそれもまとめて今年中にどこかに論文を投稿予定です。

昨年JABAETで発表したときの資料はこちら。

 

今回のポスターはこちら。

CELES2015和歌山大会発表資料

中部地区英語教育学会和歌山大会で,同じ名古屋大学大学院の後輩である西村くんと,共同研究の発表があります。語彙のネットワークモデルである階層改訂モデル(Kroll & Stewart, 1994)に基づき,文法の情報である複数素性がどのように処理されているかをL2英単語をみてからL1翻訳のマッチングを判断する課題と,L2英単語をみたあとに写真を見るという課題で検討したものです。資料のPDFはslideshareからアクセスできるようになっていますので御覧ください。なお,当日印刷した配布資料の用意はありませんのでご了承ください。