/remind #Pair-talk “Based on the listening section on page 8, please talk about what Mike should do. The deadline is at 9AM, Monday, April 27th. Note that you should tap “start a thread” and then talk to your partner” at 10AM Monday, April 20
Word Onlineを使って書いている最中にフィードバックを出しつつも,授業中の書いている時間だけでは私のフィードバックが追いつかないですし,学生も授業外の時間を使って次週までに仕上げてくるということも多いので,授業外でもフィードバックをする必要はありました。もちろんフィードバック出さないという選択肢もアリなんですけどね。私はコミットする方を選びました。Wordのコメント機能で普段はフィードバックをして,最終稿はPDFで出してもらっていたのでそこにiPad×Apple Pencilで書き込みをして返却していました。
私は英語ライティングの授業でWord Onlineを使いますが,必ず教員が作ったテンプレートをシェアするようにしています。これにはいくつか理由があって(過去記事の「授業前の準備」のセクション参照),1つ目はフォーマットを統一したいということがあります。口頭や書面でフォーマットに関する指示を出しても,統一できなかったり設定の仕方がわからずにそこで授業の時間を空費してしまいます。それならば,こちらで予めフォントはTimes New Romanで12pt,行間は2行,タイトルは中央寄せ,インデントは1字字下げ,のように設定してしまったものを使わせたほうがあとあと添削入れる際に楽なわけです(テンプレ使わせても勝手に変えてしまう学生もいますけど)。もう1つは,ファイル管理の便利さです。例えば,学生側が新規ファイルを作成し,指定したファイル名をつけて教員とシェアするようにさせるとします。すると,教員側からは,「共有ファイル」という形でシェアされるため,各学生からシェアされた共有ファイルをフォルダでまとめて管理したりすることができません(Google DriveでもOneDriveでもできないと思いますがこの方法をご存知の方がいたらコメント欄でお知らせください)。これができないと,課題ごと,クラスごとにまとまった状態でファイルの閲覧ができないため,非常に不便です。使うのが学期に1度でグループごとのファイルが二桁いくかいかないかというような場合は特に問題ないかもしれませんが。さて,以上の理由から,教員がファイルを作って共有するという前提があるということをご理解いただけたかと思います。しかし,教員がファイルをシェアしようとしたとき,1つのテンプレだけを作って共有してしまうと,それにクラス全員が書き込もうとする状態が発生します。これを回避するには,テンプレファイルをコピーして保存させるか,あるいはあらかじめ学生全員分のテンプレファイルを作っておくかということになります。前者の方法を使うと,コピーしたものを再度教員と共有することになるため避けたいところです(前述の学生から教員にファイルシェアすることによる問題が発生するため)。よって,教員側で学生全員分のテンプレファイルを用意する必要が出てきます。ファイルのコピーを作る方法自体は何も難しくありません。シェルスクリプトやコマンドプロンプトでできる人には朝飯前でしょうし,それができなくてもMacならAutomatorがあります。また,受講生が100人でもCtrl (or command) + Cをたった100回連打するだけで100個のコピーファイルが作れます。しかしながら,単純にファイルをコピーするだけでは,”XXXのコピー1.docx”とか,”XXX(1).docx”のような連番ファイルしか作ることができません。できれば,ファイルに名前をつけてあげたいところですが,すべて手作業でファイル名変更するのは絶対にやりたくありませんよね。じゃあ,といって,学生それぞれに個別にファイルを共有することにしたとします。Aさんには”XXXのコピー1.docx”を共有して,”XXX_A.docx”とするように指示し,Bさんには”XXXのコピー2.docx”を共有して”XXX_B.docx”とするように指示したとします。2人ならいいですが,これを100人にやるなんて考えられませんよね(ライティングで100人なんてありえないと思いますが15人でもやりたくないです)。
Google Classroomの便利さ
Google Classroomを使えば,上記の煩わしさは一切ありません。なぜなら,テンプレファイルを作ってシェアする際に「クラス全員にコピーを作成」というオプションが使えるからです。この設定でDocsのテンプレファイルを課題としてストリームに投稿すれば,個別にコピーを作成してシェアする必要はありませんし,ファイル名も学生の名前のついたものができます。便利ですばらしい。よって,Google Classroomを使っているならDocsを使うべきだと思うわけです。
注2: この方法の一つの問題は,”I ate lunch ,and took a nap.”のようなものが残ってしまうという点です。「半角スペースの直後にピリオドやカンマがあり,その直後に文字列が続く場合には,半角スペースを消して文字列とピリオドやカンマの後に挿入する」のようにすれば解決されます。ただし,関数の入れ子が複雑になる上に単語数カウントには関係ないので今回は無視しています。REGEXREPLACE関数でやるとすれば,次のようなものになるかなと思います。
もう秋学期も終わりに近づいていますが,半期をOneDriveとMS Word Onlineを使ったライティング活動でやってきて思うことは,ドラフト作りに対するエフォートが減ったかなということです。もちろん,大学1年生の春学期と秋学期を比べれば,出席率や課題の提出率など,割と一般的にどちらも下がると言っていいくらい普遍的な現象のような気もするので,私の授業スタイル変更が影響を与えただけとは言い切れません。ただ,紙の場合は「授業中になんとか終わらせて出す」という感じで一生懸命やっていた学生も,オンラインだと「今終わらなくても宿題でいいや」,「スマホでいつでもできるし」のようになっているのかなと思うことがよくあります。そして,結局後回しになっても,授業期間以外にファイルを開いて書き込むということをやっている学生の割合が低く,「いつでもできる」と思うからこそ逆に取り組みづらくなってしまっているかもしれないなと思っています。一応こちらからも声掛けをするようにはしているのですが,この点についてはなかなか解決策が見つかっていないので,来年度春学期以降の課題かなと思っています。
おわりに
紙には紙の良さもあって,オンラインにはオンラインの良さもあるとはいえ,今回は紙,今回はオンラインのように分けて使うのも混乱の原因になるので,オンラインの良さを活かした上で,欠点を補いながら授業を作っていければいいなと私自身は思っています。やはり,授業外で添削にかかる時間は膨大なので,それを少しでも減らして授業の中でフィードバックを多く出すというのがオンラインでライティングをすることの一番大きな利点でしょう。この利点はライティングを教える側としてのsustainabilityとかquality of lifeにも関わるので,より良い形でオンラインフィードバックを活用した授業を模索していきたいと思っています。